新産業共通基盤(産LINKS):農業・商業・工業が連携して新産業を創造

新産業共通基盤設立の経緯

 2007年に鳥取県の人口は29年ぶりに60万人を割り、2009年6月には59万人強。ただでさえ日本一少ない人口が今も減り続けています。そこへ昨今の100年に一度という不況の波。農林漁業者・商工業者もますます苦しい立場に追い込まれています。
 鳥取県中部には沢山の資源があります。豊かな自然・海の幸・山の幸。そして物づくりの技術・ノウハウ・観光資源。そして暖かいもてなしの心があれば、人の流れは必ず起こせるはずです。
 鳥取県を、中部地区を元気にしていくには、この豊かな資源を生かして新たな産業・商品やサービスを作り出し、経済基盤を強化しなくてはなりません。人や物が流れて経済が潤えば心も安堵し豊かになります。物と心が両方豊かになってこそ、「行きたい」「住みたい」魅力的なまちになるのです。
 しかし、何か新しい商品やサービスを生み出そうとするとき、一個人や一企業だけの力では開発や市場調査・試作・加工・販路開拓など難しいことも多く、またリスクも多いものです。新産業共通基盤はこのような難しいことへの対応を行い、また活動に伴い発生するリスクを軽減し、農林漁業者・商工業者が連携して新しい商品やサービスを立ち上げ、商品化・事業化・企業化が円滑に移行できることを目的に21年7月設立されました。事業者が利益を上げて元気になることは地域が活性化することに繋がります。
  新産業共通基盤は、会員相互の情報交換や交流を通じ、それぞれの企業・個人が今抱えている問題・希望と提供できるノウハウ・技術をマッチングながら、各機関・団体とも連携し積極的にそれぞれのアイデアを商品化・事業化していくという事業を推進し、中部地区の発展に貢献できる組織を目指して動き始めています。

 

新産業共通基盤の目的

 新産業共通基盤は新しい産業・事業を応援します。
 新しい産業とはつまり農商工の連携事業「第6次産業」です。これまで第1次・第2次・第3次という大まかな分類で動いてきた日本の産業に、それぞれの産業を足しても掛けても「6」になることから第6次産業として提唱された農商工連携事業。それを推し進めることによって、加工(第2次産業)、流通・販売(第3次産業)にも農林漁業者が主体的または総合的に関わり、加工賃や流通マージンなどを農林漁業者自身も得ることで、農林漁業を活性化させようというものです。ですがもちろん農林漁業者のみならず、新しい産業・事業が生まれることにより第2次産業・第3次産業の事業者も潤います。新しい産業・事業は雇用を生み、経済も町も元気になります。
 
 例えば今、みなさんの事業にこんなお悩みはありませんか?


 当会の活動は、これから新産業共通基盤の中で生まれていく個々の農商工連携事業体や新事業・新サービスが本格稼動するまでにぶつかる様々な問題やリスクを軽減して、立ち上げのお手伝いをすることで、事業者や地域がもっと元気になるよう応援していくものです。もちろん個々のニーズだけでなく、会員が提供できる技術や設備・ノウハウ(シーズ)も相互に活用しあい、利用できる公的支援も出来るだけ活用して、どの業種の事業者も潤うWIN−WINの関係を構築していくことを目指しています。

事業の内容

 新産業共通基盤は、中部地区産学金官連携推進連絡会をはじめ、本会会員の中でマッチングされた事業について、次のような支援を行います。
1.戦略策定段階
  @ニーズをつかむ調査・売れるもの作り・儲かる仕組みの研究
  A農林水産業と商工業・観光の連携による新商品開発及び販路確保
  B農林水産品の加工、貯蔵、出荷、販売等新たな供給システムの研究
  C試作品製造、モニタリング、商品のデザイン化
  D加工施設・機械等の整備・活用
  Eアイデアや智恵を出す会員相互の交流・連携
  F会員の知識や技能の向上
2.戦略実行段階
 @加工・貯蔵・出荷・販売等に関する事業  
 会員それぞれの思いやアイデアを当会の中でマッチングし、新商品・新サービスを世に出していく。それによって売り上げが増え、利益を上げ、企業が「元気になる」地域が「元気になる」ことを目指し取り組んでいくことといたしました。また当会では、企業相互の情報交換や交流を促進し、各機関・団体とも連携しながら積極的に事業を推進し地域に貢献できる会を目指しております。


戻る(TOP)