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倉吉商工会議所 

令和4年度事業報告・収支決算

【令和4年度事業報告書】

総括的概要

 令和4年度は、新型コロナウイルス感染症からの回復が見られたものの、エネルギー・資源・物価の高騰や円安、また人手不足などにより当地域の経済に大きな影響を及ぼし依然として厳しい状況が続いています。

 このような状況の中、当所としては特別相談窓口を設置し各企業の経営安定に向け、国・県・市の制度融資、各種補助金や支援金などの利用を推進し事業継続への取り組みに協力させていただきました。

 一方で、当商工会議所の役員・議員の改選を行い11月に新体制でスタート、「倉吉の人口を増やす」ことを目標に掲げ、地域の産業振興や中心市街地の活性化、観光振興など関係機関と連携しながら取り組んでまいりました。さらに各企業の事業発展のための経営革新に向けた支援や新分野進出、新規創業者に対する支援を強化し地域経済継続のための様々な活動を展開しました。

 

1.コロナ禍を克服するための企業への経営支援強化

 新型コロナウイルスに関する経営相談窓口を設置し各企業の経営安定に向けた、国・県・市の制度融資や各種補助金・給付金などの利用を推進し、事業継続への取り組みに協力しました。また、鳥取県の産業成長応援事業計画承認に係る支援とそれらに伴う補助金申請支援、あるいは新規創業に係る相談に応えるとともに、商品開発や販路開拓といった様々な経営課題解決に向けた案件に対し、国・県・市の支援制度をあっせんすると共に、関係機関と緊密な連携を図りながら相談支援業務の充実を図りました。

 巡回・窓口での相談件数は年間3,224件(前年3,547件)あり、鳥取県産業成長応援事業計画承認件数16件の申請、創業が14件ありました。そして、「とっとり企業支援ネットワーク」によるチーム支援15件など企業の経営改善に係る支援も増え密度の高い支援を行うことができました。

 また、コロナ禍ではありましたが各種講習会・セミナー・個別相談を積極的に開催し、多くの参加者にご利用いただきました。(延22回、255人参加)

 その他、5月から3月までの間、経営や人材育成、労務等について、いつでも視聴できるWEBセミナーを計画し、延べ1,713人の方の視聴がありました。

 さらに、地域の各種産業における景気動向を察知するため当所独自の景況調査を実施し、この結果を支援策に活かしてもらうよう意見活動に反映させてきました。

 

2.新たな魅力ある観光振興等による交流人口の増加

 長引く新型コロナウイルス感染症により地域観光関連事業に影響がありましたが、縮小しての倉吉春まつりや打吹まつり実施協力に加え日本女性会議倉吉開催への協力を行いました。また、白壁土蔵群周辺建造物に倉吉絣の暖簾を掲揚する取り組みを行い新たな観光振興を推進しました。

 

3.産業・地域振興のための諸問題に係る提言・要望活動の展開

 新型コロナウイルス感染拡大による経済的影響への支援について県や市に要望を行い各種施策に反映していただいたところです。

 また、例年行っている「県政、市政に対する要望」についても倉吉市の人口を増やす取り組みをそれぞれにお届けし、いずれも協力的な回答を得ました。

 

4.中心市街地活性化に向けた活動推進

 国の認定を受けている「倉吉市中心市街地活性化基本計画(第2期)」(計画期間:令和2年4月~令和7年3月)を推進する「中心市街地活性化協議会」の構成員並びに事務局を担い、この計画の実行に向けた活動を行いました。新規事業の「のれんの揺れるまちプロジェクト」では、白壁土蔵群周辺店舗や施設を中心に倉吉絣の暖簾を25店舗に設置し滞在型観光の推進を行いました。

 また、倉吉市からの受託事業である「商業活動新規参入支援事業」のチャレンジショップ「あきない塾」運営を含め中心市街地での創業支援及び空き店舗への出店に至る取り組みを行いました。

 

5.地元での消費促進のための活動展開

 地域内での経済循環を少しでも助長するための地元での買い物促進や地元のお店の魅力を知っていただくための「倉吉まちゼミ」(7回目)を展開しました。

 

6.地域資源活用等次世代に向けた産業振興

 会員企業を応援するため当所補助金や専門家派遣制度を利用して、地域資源を活用した商品開発や地域内外での販路開拓等を推進していただくなど企業支援による産業振興に取り組みました。また、県中部の商工会・市町と連携して販路開拓を支援する「とっとり中部発信プロジェクト」や商工会議所の商取引支援サイト「ザ・ビジネスモール」への参画により企業の取引開拓支援を行いました。

 

7.広域交流・連携の推進

 地域並びに地域産業の振興や共通して取り組むべき課題解決へ向けた活動として、鳥取県・倉吉市をはじめとする関係行政機関や商工会議所等経済団体に関係する友好団体とそれぞれ会議・行事への参加等により連携を深めました。また、岡山県北部を含めた商工会等との広域での交流事業もコロナ禍でしたが書面等による実施となりました。

 

8.組織基盤強化と事務局機能向上

 昨年は、役員・議員改選を行い11月に河越会頭を中心に新体制がスタートし、元気な地域づくりを目指すとともに、商工会議所事業を推進するという目的のためにも組織・財政基盤の強化が必須であり、役員・議員・職員の協力により年間を通じた加入促進運動を積極的に展開しました。その結果、令和4年度末においては1,079会員(昨年度末1,061会員)と、微増とすることができました。

【令和4年度収支決算書】

会計名

本年度決算額

本年度予算額

比較増減

一般会計

62,355

59,888

2,467

中小企業相談所特別会計

125,703

139,079

△13,376

共済事業特別会計

82,214

84,141

△1,927

労働保険事務組合特別会計

2,971

2,751

220

会館管理運営特別会計

10,731

10,845

△114

中心市街地活性化事業特別会計

8,754

7,910

844

合計

292,728

304,614

△11,886

                                  (単位:千円)

最終更新日:2024年01月09日

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