令和7年度における倉吉商工会議所事業方針について(令和7年4月1日)
倉吉商工会議所 会頭 河越 行夫
令和4年に就任以来、一貫して「人口が増えるまち倉吉」を目指して、様々な事業を構築・実施してきました。
令和7年度も引き続き、地域一体となって、倉吉ならではの取り組みによる「倉吉の人口を増やす」ことに全力投球します。
また県立美術館開館を契機とする地域活性化や、新たな倉吉モデルの地方創生の取り組みを実施します。
主な取り組みとして、
1 企業への支援の充実
地元中小企業の活力強化、地域経済の活性化に向けて、物価高騰等に対応する支援充実、周知の強化を図ります。
また、喫緊の課題である事業承継・引継ぎ、スタートアップ・創業支援の取り組みを強化するほか、県外での商談会参加、販路開拓支援を強化します。
2 移住・定住対策、若者定住対策、周知の徹底
高校生をはじめとする若者層の地元就職、IJUターンによる就職、就学の定住に向けた各種補助制度充実と制度の周知徹底を図ります。
また、地元企業への各種補助金の充実と周知徹底を図ります。
3 まちの活性化に向けた組織体制の確立、推進
4月から第3期中心市街地活性化計画がスタートしました。その中で、商工会議所を中心とする「空き家活用サポートセンター」を設置して、相談から解決までのワンストップな窓口を設置します。これは全国初の取り組みになると思います。
このようなまちづくりのコンセプトを地方創生の倉吉モデルとして確立するよう、オール倉吉で取り組みます。
4 「倉吉の強み」の強化
「倉吉と言えば〇〇」と全国で認められる「キラーコンテンツ」を創出します。
倉吉希望の星「伯桜鵬関」、「大関琴櫻」をはじめ、倉吉ならではの逸材である「赤瓦・白壁土蔵群、倉吉絣、打吹山、伯耆国庁跡」、「牛骨ラーメン」、「フィギュア」、「ひなビタ♪」、「八犬伝にちなむ里見関係」、「HOTEL星取テラスせきがね」をはじめとする関金温泉、日本一美しい廃線跡の関金地区などを日本一のコンテンツに発展させます。
また、映画化が決定した「遥かな町へ」の活用も推進します。
さらには、「脱炭素先行地域」を目指す環境配慮型の地域づくりも進めます。
5 県立美術館開館を契機とする地域活性化
今年3月30日に開館した県立美術館を起点に市内全体で経済循環できるよう、情報伝達手段・移動手段の確立、複数の駐車場整備、観光もてなし施策等を企画・立案、実施できる体制を構築します。
6 部会活動の活性化
昨年から活性化している各部会の活動がますます活性化するよう対応します。
これら6点の主な取り組みの財源として、「ふるさと納税」、「企業版ふるさと納税」の一層の充実を図ります。
以上、盛りだくさんの取り組みを積極的に推進していきますので、皆様のご指導、ご協力をいただきますよう、よろしくお願いします。
最終更新日:2025年03月31日